8月えんだより
今年の夏の暑さは本当に厳しく猛暑を越して連日酷暑でした。
そんな茹だるような日に心が洗われる様な子どもの姿を見ました。
ある朝1歳児の男の子の目に涙が溜まっているので、
どうしたのかと保育者に訪ねると、『ちっちゃなさかなちゃん』
(子どもの魚が母魚を探して次々にいろんな生き物に出会い,最後に母魚と会える絵本)
を読み終えた瞬間泣き出したそうです。ママとバイバイして30分もたっていないのに会いたくなったのかな?
ママに会えない魚が可哀そうで悲しくなったのかな?
1歳児の幼い心の創造力や愛情を感じてとても愛おしくなりました。
「悲しくなったんだね」声をかけると私の膝に乗ってきました。
だれかのことを思い泣ける小さな体は命の重みでズシリと重く感じました。
保護者の方が大切に育てて下さっている子どもたちはこの夏もすくすくと成長しています。