5月園だより
新緑がまぶしい季節になりました。
さわやかな風の中、まだ少し不安な顔を見せている
新入園の子どもたちも散歩に連れて行ってもらうようになり、
気分転換をして見違えるほど柔らかな笑顔で戻ってきます。
園生活を楽しめるようになるのももう間もなくのことと思います。
気温が高くなると園庭で始まるのは、「泥遊び」です。
水と土だけでできる遊びですが、子どもたちの発達を
様々に促してくれます。
肌触りのいい砂や泥に触ると情緒が安定すると
言われていますし、知らず知らずのうちに
重い泥や水を運ぶので体力が付きます。
また、ダムや川を作る時には友だちと力を合わせないと
作れませんから、コミュニケーション能力や社会性も育ちます。
これから毎日のように服を汚し、洗い物も増えると思いますが、
汚れた服を見たら「今日もたくさん遊んで、たくさん学んだんだ。」と
思ってお許し願えれば有難いです。
今年度も新型コロナの勢いは、収まりそうもありません。
引き続き、感染防止に努めつつ子どもたちの育ちを
妨げないような対策と保育を行っていきます。