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2016年12月17日 お知らせ

早いもので今年もあと1か月。

先日受けた研修の中で、子どもと大人の感覚は違う。

時間認識は、10歳の子どもが1だとすると、20歳は1.4倍、60歳は2.5倍なのだというお話がありました。

だから、年を重ねてどんどん月日の経つのが早いと感じるのは、

忙しかったからだけではなく、明らかな老化現象なのだそう!(笑)

また、聞こえる音にも違いがあり、モスキート音のように20代前半までしか聞こえない音もあり、

『大人がいつも正解だとは限らないということを自覚しましょう』というお話でした。

多くの大人は子どもを何も出来ない存在と決めつけて接してしまうかもしれません。

でも、子どもたちを一人の人間として認め、

尊厳を持って接することが何よりも子どもの可能性を広げていけることなんだと思います。

そのために保育園は、子どもが安心して自由に表現し、行動できる環境をつくらねばならないと思います。

そして、大人は先回りをして失敗させないような援助をするのではなく、

たくさんの経験の中から『失敗から学ぶことの保障』をしてあげることが大事なのだと思います。

乳幼児期の子育てはそんなことを言っていられないくらい大変で子どもの失敗を受け入れられない時もありますが、

少し余裕のある時に、この失敗がこの子をたくましく賢く育てるんだと思って受けととめてあげられるといいですね。

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